製品情報
JNEC式新地熱発電システム

世界で初めてのクローズドサイクル地熱発電システム。
従来の課題を乗り越えた新しい地熱発電は、これまでのエネルギー問題に革新的な解決策を与え、日本、そして世界を変えていきます。


株式会社キタムラは株式会社ジャパン・ニューエナジーのJNEC方式新地熱発電システムの国内における専属販社です。

JNEC方式新地熱発電システムについて

温泉水を利用しない新地熱発電システム

JNEC方式の新地熱発電システムの特長は、世界初のクローズドサイクル地熱発電。地中深くまで水を循環させる密閉された管を埋め込み、地中熱のみを利用して管内の水を熱し、 その蒸気でタービンを回して発電を行う方式です。 蒸気は冷却され水となり、また元の管へと戻されます。この方式であれば、発電時のゼロ・エミッションの実現や、これまでの地熱発電の課題克服ができます。

導入・運用面におけるコストの抑制

環境アセスメントや十分な地熱流体を確保するための再掘削の必要がなく、温泉法による制約もありません。 よって、従来の地熱発電方式では10年を超えていたリードタイムを大幅に短縮することが可能です。 水を循環させるのでスケール※による管及び地上設備の目詰まりや腐食がなく、メンテナンスコストを抑えられます。 メンテナンスに伴う長期間の運転停止がないため、24時間安定的に発電ができます。
※スケール…地下水中の鉱物が堆積したもの。目詰まりや腐食の原因となる。

持続可能な開発の促進

火山国日本ならではの再生可能な地熱資源を活用することで、海外化石燃料への依存を減らし、限りある地球資源を大切にします。 また、発電時のCO2排出がないので、地球環境に影響を与えることもありません。

地域との共存共栄

温泉水を一切使わないため、温泉業に影響を与えることなく、スムーズに導入することができます。 設備もコンパクトで美観を損ねないため、あらゆる地域においても共存共栄が可能になっています。

新地熱発電システム開発の背景

輸入化石燃料から国産エネルギーへ

東日本大震災により原子力発電所が稼働を停止している現在、日本では、全エネルギーの約88%を海外からの化石燃料に依存しています。 海外資源への依存からの脱却とCO2排出量の削減が急務である今、再生可能エネルギーの活用が求められています。

いま注目されている再生可能エネルギー“地熱

再生可能エネルギーの中でも太陽光発電や風力発電は導入の容易さゆえに、昨今の日本では大きな広がりを見せています。 反面、日照や天候に左右されるため、稼働効率は10%台に留まっています。気象条件にかかわらず、安定発電が可能な地熱発電が期待されています。

活用しきれていない日本の地熱発電ポテンシャル

国土の多くが火山帯に含まれる島国、日本。その地熱発電ポテンシャルは世界第3位といわれています。 しかし、利用率はわずか2.2%にすぎず、95%以上は活用されることなく地中で眠り続けています。

地熱発電開発の足かせになる、様々な要因

従来の地熱発電方式では、着手から発電までに10年以上もの歳月を要し、維持・管理に莫大なコストがかかります。 温泉源の減少や温泉地の美観への影響、温泉法による制約を考慮する必要もあります。そのため、日本での開発はあまり進んでいません。
※掘削深度や坑井間距離に関する制限

水分発電所

水分発電所は、九重連山の風光明媚な山々に囲まれる大分県玖珠郡九重町に位置しています。
世界初のクローズドサイクル方式を用いたJNEC式地熱発電システムの実用化実証プラントとして2016年9月30日に完成しました。 水分発電所では、J・NECの根幹をなすプラントとして更なる性能向上へ向けた研究開発を行い、大規模化を図っていきます。 2025年を目処に、3万kWの発電容量を備えた発電所の建設を進めて参ります。

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